あなたのお子さんの国語の点数を上げる方法:我が家の体験 まとめ
国語についていろいろ述べてみましたが、文章の難しさは学年によって違うとはいえ、基本的な勉強方法については同じです。
小さい頃から論理的に読めることができれば、アドバンテージになりますし、社会人になっても役になるスキルになるはずです。
1.先ずは入試に出てくるような文章になれる
学校が求める生徒像があるので、それに合わせた文章になれさせることが必要です。
ちょっと注意しなければいけないのは、学校別の模試以外は必ずしも受験する学校の傾向にあった問題が出る訳ではないです。例えば、男子校を受ける子はあまり女の子が好むような文章を読まないと思うのですが、模試ではそういった問題も出ますし、逆もまたしかりです。
そこで点数が悪くても気にする必要はないはずです。だって傾向が違うのだから。
2.語彙をつける
文章を読む上での語彙をつけましょう。いちいち辞書を引くのが理想ではありますが、よく出るような語彙は早めに抑えておきましょう。
3.親も勉強する
お子さんがどういったことをやっているのか勉強してみましょう。改めて論理的に読むということを見直してみると普段の生活に役立つことも多いです。
4.一緒に問題を解いてみる
一緒に解いてみることで「安易になんでできないの」とは言えなくなるはずです。それが狙いではないのですが、この目的としては、自分でなぜその解答に至ったか説明をさせる、親と議論をする、解説を読むということを意識づけることです。
なんとなく解答し、なんとなく解説を読むというのを防ぐためです。
5年生からやっていたのですが、時間がかかりますよね。
時間がないよって方、特に1からやっていられないって人はどうするか。
志望校やレベルにあったところの過去問の文章を読むだけでも十分ではないでしょうか。
入試というだけでなく、言語を扱うというスキルは人生においても必要ですし、ある程度年齢がたってから外国語を学ぶ上でも必要なスキルです。
長い目で育ててあげましょう。