ペップの後を追っかけて---ときどき受験

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好きなグアルディオラ監督の話題を中心に。たまに子どもたちとの学習について語ります。

あなたのお子さんの国語の点数を上げる方法:我が家の体験 その2

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前回はお子さんに少し背伸びした読書をオススメしました。

 

peptactics.hatenablog.com

背伸びした本を読んでいる以上、どうしても最初は世界観に入り込めなかったり、語彙が難しく、お子さんの読むスピードが遅くなったり、読むモチベーションがなくなってきます。

 

初期段階では評論文よりも小説を選んだ方がいいです。難しい文章でもまだ小説の方が入りやすいですし、親もサポートしやすいです。

 

評論関係の本に無事移れた場合は、齋藤孝教授が文章が読みやすくオススメです。

 

いづれにしても文章が難しくなっていますし、難しくしている要素の一つが語彙が難しくなっているということが挙げられます。

 

わからない言葉を辞書で一つ一つ引くのが理想なのですが、他の教科や習い事もあり、時間がないので、各社が語彙に関する書籍を出しているので、それをスキマ時間で親子でやってみるというのがいいです。

中学受験必須難語600―語彙を増やすためのドリル (1)

中学受験必須難語600―語彙を増やすためのドリル (2)

 

お子さんだけでやらせずに親子でやるってのが重要だと考えています。平日はできなかったのですが、土日は上記の難語集を使って子供と会話するようにしました。

 

本来ならば本当に辞書を引くのがいいのですが、闇くも引いてもしょうがないので、教養をつけるための第一歩だと思い、難語集を使って受験に出る範囲で絞って語彙を高める方法を取ってもいいのではないでしょうか。

 

各中学校も来て欲しい生徒に知って欲しいもの、読んで欲しいものから出題しているはずです。受験の範囲に絞っても、本当に身についていれば後々の人生を豊かにする言葉が多いはずです。

 

語彙を強化することは中学受験だけでなく、その後の人生にも必要なことだと思いますので、勉強という観点だけでなく、親子の会話を作るという意味でも取り組んでみてはいかがでしょうか。