あなたのお子さんの国語の点数を上げる方法:我が家の体験 最初の一歩
中学受験において一番重要なのは算数だと言われています。
事実そうですし、周りの体験談を見ても算数に対するものが多いです。
国語に関してはなかなかつかみづらく、対策も難しいと考えている受験生は多いのではないでしょうか。
私はあえて時間のかかる国語の点数を上げる方法について提案してみたいです。
主に考えているのはこんなことではないでしょうか。
- 読書をさせていればいい
- 模試の丸つけも基準がわからず、自分たちでつけていたのと返ってきた点数の開きが大きい
- どうせ、日本語なんだからいづれわかるでしょ
「当たるような気がするのでは絶対に当たらない。と言うよりむしろ当てさせない。
事実私自身理系と言うこともあるのですが、受験科目に国語もある大学を志望していたので対策には苦労しました。ただ、評論に絞って対策を立てた結果高校3年生の頃には某大学模試の国語に名前が掲載されるようになりました。その方法を小学生レベルに落とし、またまた子供と試行錯誤しながら対策を立ててきました。
- 読書をさせていればいい
読書をさせればと言うことで、お子様に読書を進めていないでしょうか。それ自体はいいことだと思います。
ただ、読む本は誰が選んでいるのでしょうか。図書館や本屋でお子様自身に選ばせていないでしょうか。
お子様がどんな本を選んだか見ているでしょうか。
うちも最初はそうしていましたが、選んできたのは「ずっこけシリーズ」やファンタジー物ばかり。
まあ、入試で出る可能性が低い分野です。まだ読書に慣れていないうちはそれでいいのですが、慣れてきたら切り替えを少ししてあげる必要があります。
国語は「他人の考えを理解し、自分の考えを表現する科目」と私は捉えています。
特に高校までは「他人の考えを理解する」というところに重点が置かれています。他人の考えが理解できないと自分の考えとどこが違って、どこが同じでということが比較できないですからね。
中学入試で出されるような国語の問題は評論はもちろんですが、小説でも今の年齢より少しだけ背伸びしたシチュエーションが多いのです。
子供が知っている範囲に閉じこもっていたはダメなんです。
例えば、豊島岡女子学園では若い男女が居酒屋でサワーを飲みながらというシチュエーションの問題が過去に出ていました。
ファンタジー感あります????
なので、何冊かは親が選んであげるべきです。女子なら「恋」などがテーマになることもありますし、男子なら「友情」など。女子の方が少しませたテーマが多いんですかね。
また入試で出される作家などもある程度傾向があるので、大手塾のサイトなどを見るとデータベースがあるので、そう言ったものも参考にしてみてください。
その上で何冊かは親も一緒に選ぶ、あるいは選んだ本を渡してあげる。
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ただ、入試本番時に読んでた作家が出たのが大事なのではなく、お子様が自分の範囲を超えた世界観になれるということが大事なんで。
若干注意が必要なのが、読んだ作品が入試に出た場合。
記憶のいいお子様ならああ読んだことがあると思って、問題に書かれていない範囲のことも答えてしまうんですよね。
本の値段もかかりますよね。
この方法は6年生になると若干遅い気はします。
算数同様時間のかかることなので、5年生には取り組みたいですね。
このテーマは、まだ続きがあるのでシリーズで書きます。