学園祭に行って感じたこと
夏休みも明けて1ヶ月。学園祭が行われている学校も多く、見学された家族も多いでしょう。
説明会や見学会のような整理された非日常とは違い、同じように非日常ではあるけども混沌とした中での生徒さんの対応状況を見るのも面白いものです。
どこの学校が良いとか悪いとかいうわけではないのですが、私なりにいくつかの学校を回って感じたことを。
1.生徒さんが中心になっていて運営されている学校
伝統的な学校は生徒さんが中心に学園祭を運営されているように感じられました。
何か不測の事態が起きても、先生が出てくるのではなく、高学年の生徒さんが中心となって対処していました。
こう言ったタイプの学校にも大きく2パターンあると考えており、完全中高一貫校は中学生の姿も目立って見えました。
一方、高校から外部生を受け入れている学校はどうしても高校生が多くなるので、中学生が目立たないように感じました。
2.親や先生も学園祭の運営に積極的に関わっている学校
主に最近人気が出てきている学校は親・先生も積極的に運営に関わっているように見えました。学校によっては、OB/OGも催事をされていました。
大人が積極的に関わっているので、大人しめというか少し元気が感じられない気もしましたが、大人との関係もできているように思えました。
3.学芸会の延長線になっているような学校
今回初めて行った学校もあったのですが、外部からの参加者が少なく、学芸会の延長線に感じられた学校もありました。
それも悪いというわけではないのですが、祭事(これはしょうがないのですが)内輪ネタが多く、なかなか笑いについていけず・・・・。
説明会もいいですが、学園祭や体育祭のような生徒さんのなまの姿が見られる行事に参加すると偏差値や外部情報からはわからないものが見えるはずです。
私個人も大学受験生のときに、長期休暇中に東京や京都に行き、志望していた大学を見に行って、自分のモチベーションを高めるとともにキャンパスを歩いている姿をイメージしたものでした。