わからないものは具体的な方法を学んでみる
先日ストレッチのトレーナーが変わりましたという記事を書きました。
トレーナーからは前までのトレーナーと違うことを言われるわけです。
・脱力がうまくできていない。脱力できていないと筋肉が十分に伸びないですよ。
・呼吸が浅いので、呼吸を深くしてください。
が冷静に考えてください。脱力ってどうやるんでしょう。
意識をしないでもできる人はいるでしょう。
私はサッカーなど小さい頃からやっており地区の代表になりました。また、走るのはそこそこ早いですが自分では運動神経はいいと思っていません。
跳び箱や逆上がりにもできるには時間がかかりましたし、サッカーも得意な技を何度も繰り返したり、走力を生かすために相手の裏を読んだり、走るタイミングを変えたり、止まるスピードを速くして相対的に早くなる工夫をしました。
理屈がわかって何度も繰り返さないとできないのです。
トレーナーに脱力ってどうやるんですかねと聞きました。言葉にはうまくできなかったようですが、逆説的にまずは力を思いっきり入れてください。そうすれば入れっぱなしの状態にはならないから、自然と抜けるはずですと家でやったりいいトレーニングを色々教えてくれました。
ストレッチを受けている短い時間でも時間が経つにつれて脱力もできてきました。
トレーナーは私の筋肉の状態を観察してくれて、言葉にはうまくできなかったけど、脱力するための適切なトレーニング方法を教えてくれたのです。
子供にも同じだと思います。
なんでできないのか子供の横についてしっかり観察して、どこでつまづいているかしっかり確認する必要があります。
適切なトレーニングについては、必ずしも親が出す必要はなく、観察したことを元に塾の先生にアドバイスをもらえばいいのです。
奇跡のレッスン観てください
今週、来週の放送はなにかと話題のタイガーウッズの幼少期にコーチしたデュランコートの放送です。
結果よりプロセスに注目すること。
これって受験勉強にも通じます。
長女のとき、特に首都圏模試を受けるときです。首都圏模試は回ごとに出される範囲がHPに掲載されています。
私は長女が点数が取れないことには怒ったことはないです。
ただ、次のテストまでにこの範囲はやろう、塾の宿題以外にはこれやろうと決めてやっていない時には起こりました。
やってもできない場合は自分の計画の立て方に問題があると思って、怒ったことはありませんん。
点数だけに注目すると越えられない壁がありますが、5年生まではプロセスが大事だと私は考えています。
四谷大塚さんとSAPIXさんのサイトはいまいちかな
日能研さんと首都圏模試のサイトを紹介しました。
我が子たちは四谷大塚さんやSAPIXには通ったことがないのでなんとも言えないところはありますが、塾生に対する情報を充実しているはずです。
ただ、一般のサイトは情報はいまいちですね。
四谷大塚さんは過去問の掲載がされているので、そこは使えるのですが、少なくとも学校に関する情報としては不足しています。
塾や模試サイトとしては日能研さんは出題文庫も掲載されているので、一番情報が充実していると思います。
首都圏模試サイトもなかなかいいよ
昨日は日能研サイトがなかなか使いやすいという記事を書きました。
長女の受験以降「首都圏模試」のサイトも見ることもなかったのですが、大幅にリニューアルされていました。
日能研はいわゆる上位校に関する記事は多くありますが、中堅校に関する記事は少ないと思います。
中堅校について色々調べるのなら首都圏模試のサイトでしょう。
学校のインタビューとなっているので、出題意図に関するインタビューは少ないですが、学校の考え方を知る上では貴重な情報源となります。
首都圏模試は上位校を受けるには簡単すぎるという意見はありますが、私はテスト慣れをすること、実際の受験校が会場になっている場合はテストの雰囲気がわかること、そして何より応用力の前に基礎力だと考えており、基礎・標準問題を試すにはいいテストだと考えています。
「シカクいアタマをマルくする」をしっかり利用する
日能研に通っている方はもちろん電車の中吊りでよく見る方いらっしゃると思います。
私もよく暇つぶしで解いています。
実はこれ問題をとくだけではもったいない。
サイトをご覧になった方いらっしゃるでしょうか。以前は回答はサイトを見ないと分からなかったのですが、今は中吊りに回答も書いているので見ている方は少ないかも・・・。
サイトを見ないと実にもったいない。
サイトを見ると回答はもちろん、出題校の先生のインタビューが掲載されていて、出題の意図や求める生徒像が記載されています。
例えば栄東さんの場合ですが、
知っているかどうかだけの問題にはしたくない
大瀧先生 これまで東大クラス入試で出していた論述問題を、A・B日程でも2年前から出題しています。
単に知っているかどうかだけの問題にはしたくなかったので、問題文であらかじめ「第1次+第2次+第3次産業=第6次産業」であることを説明した上で、第6次産業化の取り組み方を聞きました。佐久間先生 「第6次産業化」については知っている受験生もいるでしょう。用語を知っているだけでなく、もう一歩踏み込んで、自分ならどうするか、論述から当事者意識が少しでも感じられるといいなと思いました。
先生がインタビューで答えているように、「知っているだけの問題にはしたくない」とあります。
これは最近の難関中学の傾向で、新テストを見据えて単なる知識を問う問題は少なくなってきています。
各学校の先生方の”なまの声”を聴けるというのは非常に貴重です。学校見学にいってもなかなか父兄でここまで突っ込んで質問をするというのは難しいですので、日能研さんのサイトは参考にすべきです。
日能研さんのサイトは入試出題作品をまとめたページもあるので、塾生以外でも有効に使うといいです。