「シカクいアタマをマルくする」をしっかり利用する
日能研に通っている方はもちろん電車の中吊りでよく見る方いらっしゃると思います。
私もよく暇つぶしで解いています。
実はこれ問題をとくだけではもったいない。
サイトをご覧になった方いらっしゃるでしょうか。以前は回答はサイトを見ないと分からなかったのですが、今は中吊りに回答も書いているので見ている方は少ないかも・・・。
サイトを見ないと実にもったいない。
サイトを見ると回答はもちろん、出題校の先生のインタビューが掲載されていて、出題の意図や求める生徒像が記載されています。
例えば栄東さんの場合ですが、
知っているかどうかだけの問題にはしたくない
大瀧先生 これまで東大クラス入試で出していた論述問題を、A・B日程でも2年前から出題しています。
単に知っているかどうかだけの問題にはしたくなかったので、問題文であらかじめ「第1次+第2次+第3次産業=第6次産業」であることを説明した上で、第6次産業化の取り組み方を聞きました。佐久間先生 「第6次産業化」については知っている受験生もいるでしょう。用語を知っているだけでなく、もう一歩踏み込んで、自分ならどうするか、論述から当事者意識が少しでも感じられるといいなと思いました。
先生がインタビューで答えているように、「知っているだけの問題にはしたくない」とあります。
これは最近の難関中学の傾向で、新テストを見据えて単なる知識を問う問題は少なくなってきています。
各学校の先生方の”なまの声”を聴けるというのは非常に貴重です。学校見学にいってもなかなか父兄でここまで突っ込んで質問をするというのは難しいですので、日能研さんのサイトは参考にすべきです。
日能研さんのサイトは入試出題作品をまとめたページもあるので、塾生以外でも有効に使うといいです。