ペップの後を追っかけて---ときどき受験

ペップの後を追っかけて---ときどき受験

好きなグアルディオラ監督の話題を中心に。たまに子どもたちとの学習について語ります。

2017四谷大塚入試報告会に参加してきました

www.yotsuyaotsuka.com

 

長女のとき以来ですから、2年ぶりでした。

四谷大塚の内部事情は全然知らないのですが、御茶ノ水校が主力(?)なんですかね。算数の鈴木先生は長女の時も解説をしていたので、おそらくエースなんでしょうね。

 

四谷大塚さんの場合は上位校の分析が主のようです。

とは言っても、上位校の傾向がゆくゆくは他の学校にも広がってくるので参考にならないわけではありません。

 

冒頭には開成、桜蔭、筑駒の合格発表直後の生徒さんのインタービューを流すのですが、非常に大人びた答えをします。こりゃ、うちの子と違うわといつも思ってしまうのですが、先生曰く夏休みくらいまでは非常に小学生らしいが、中学受験を突破するために早く大人になりなさいというような指導をされるようです。

 

ちょっと殴り書き的なところをありますが、当日とったメモを共有したいと思います。

 

【メモ】

現小4では大学入試はさらに変化する
単に解き方を覚えるだけの勉強ではダメ。
 
人生に常に優秀なガイドがいるわけではない
→子供が自分自身で考えられるようにする
 
先人の発見を学ぶことが新たな発見の元になる
→大学入試が変わるからと言って、大きく勉強する内容は変える必要はない
基礎力は重要
 
算数
豊島岡・吉祥女子
計算・一行問題(大問の1,2)は確実にとる。残りの問題で半分くらいでボーダー
 
学習の基本姿勢が反映される出題
考える行程が長くなる傾向。手順を踏む。→中堅校でも同じ
 
変化とグラフが多くなってきている
単純な特殊算だけの問題は少なくなってきている
 
数・規則性・場合の数の中でも約数・倍数が重要
 
苦手意識の原因
・基礎力がついていない
・演習不足
 
 
国語
最近の出題
保守主義、ポピュリズム、AI
 
妻を亡くした男性の話や流産をした女性の話など小学生が実体験として持っていないような題材が取り上げられることがあるが、論理的に捉えていくことで解ける
 
論理的な思考 設問を論理的に分析する力
 
理科
実験・観察を切り口
 
物理→データ分析力
 
暗記も図を使ってストーリーを作って覚える
表から読み取る→分析力が必要→繋がりを整理
理科を子供に興味を持たせるのは→意外性(興味を持たせる)
子供に問いかける(例:夏の大三角形が冬も見えるよ)
問いかけるだけでなく、後で一緒に調べてみようと声がけすることが重要
 
社会
理由、目的、資料の分析力が問われる
地理 地形図・統計資料→対策として地形図は近所の地形図を買ってみる
歴史 外交史、日本の伝統文化
政治 18歳選挙権が取り上げられることが多い
社会的読解力が必要になってくる
 
以上、「2017四谷大塚入試報告会に参加してきました」という記事でした。

 

 

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